スキンケアの基礎知識

肌は、主に「表皮」と「真皮」からできています。
私たちが手で触れる「肌」は、「表皮」の更に外側にある「角質層」という薄い部分で、外気の汚れや刺激から体を守っています。
「角質層」は、肌の水分を守るためにも欠かせないものです。

角質層は肌の潤いを守ります。
正常な肌の角質層には、約20~30%の水分が含まれています。
常に外気にさらされていても肌の水分が蒸発しないのは、角質層それ自体が、水分を保持する仕組みを持っているからです。
肌の表面では、汗と皮脂によって「皮脂膜」という天然のクリームが作られています。角質層の内側では、「NMF」と呼ばれる天然保湿因子が水分を保持しています。角質の細胞の間にある「セラミド」は、バリアとなって水分の蒸発を防ぎ、みずからも水を抱え込んで潤いを保っています。

「皮脂膜」「NMF」「セラミド」これらが正常に働いていれば、肌は潤いある状態でいられます。 しかし誤った洗顔やお手入れでこれらを壊してしまうと、角質層の表面が剥がれてしまい、水分を保持できなくなり、「肌荒れ」につながります。

表皮のいちばん下の「基底層」という所では、毎日新しい細胞が生まれています。そしてそれは上へ上へと押し上げられ、約2週間で「角質細胞」となります。その過程で、肌の潤いを守る「セラミド」「NMF」などの仕組みが作られます。それが「角質層」です。

細胞は更に上へ押し上げられ、約2週間で角質層の表面まで辿りつきます。するとやがて垢となって剥がれ落ちていきます。細胞が生まれてから、角質層になり、剥がれ落ちるまでに約4週間。この一連の変化を「ターンオーバー」といいます。

肌は、ターンオーバーが正常に行われてこそ、常に健康な状態を保つことができるのです。ターンオーバーのリズムを守り、崩さないために、適切なスキンケアで乾燥や紫外線などの刺激から素肌を守ることが必要です。

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