ムダ毛処理

人体は足の裏、てのひらを除けばほとんど毛におおわれています。その総数は個人差はあるものの、約140万本とも言われています。ここでは、脚・腕・脇・顔の産毛・ビキニライン・指などに生える毛をムダ毛と定義します。

①ムダ毛処理・剃刀
最も身近で手軽な方法です。
処理前には数分間お風呂につかるかシャワーを浴びましょう。毛は水分を含むと柔らかくなり、カットしやすくなります。次にシェービングジェルをお手入れする部分に塗ります。シェービングは、カミソリ負けを防ぐためにもやさしく肌の上をすべらせて。
剃刀を使った後は、どうしても角質も削れてしまいます。処理後は、アルコールフリーのローションを使って潤いを与え、肌の乾燥や肌荒れを防ぎましょう。
石鹸をシェービングジェルの代わりに使うことはお勧めできません。石鹸・ボディソープなどは素肌の汚れや油分を落とすためのもので、シェービングに使用すると必要な潤いまでそぎ落とし、肌荒れ・乾燥の原因になります。
剃刀は、まめに刃を交換しましょう。特に二枚刃のものなどは、浴室に置いておくと刃の間に溜まった角質などがバクテリアの温床になり、肌荒れの原因に。理想的なのは使い捨てですが、替え刃タイプのものも、こまめに刃を交換しましょう。
また、「カミソリで剃ると毛が濃くなる」は俗説です。剃った後の断面が鋭くなり毛先の表面積が増え、濃くなったように見えのです。
男性用の髭剃りのような、女性用の電気シェーバーもあります。刃が直接肌に当たるわけではないので、何も塗らなくても肌荒れなどの心配はありません。強く押し付けず、カーブに沿ってゆっくり動かします。服を着たままで、処理できるので手軽です。また、カミソリと同様、剃った毛の断面が太くなって見えることがありますが、濃くなっているわけではありません。

②ムダ毛処理・除毛
ムダ毛の表面処理の一種です。
ワックス・クリームなどを薬剤を使って、ムダ毛を溶かしてしまいます。
皮膚の表面に出ている毛を処理するもので、毛の働きをつかさどる毛乳頭、俗に言う毛根は除毛剤で溶かすことはできません。
除毛剤を使う前にはパッチテストを行います。
除毛剤は一般的にアルカリ性のクリームを使用して、毛を溶かすものです。通常お肌は弱酸性に保たれており、毛と同様にタンパク質でできているため、体質によってはかぶれ等の心配もあります。パッチテストは、そのようなトラブルを防ぐため肌への影響がないかどうかを確認するためのものですので、使用前に必ず行いましょう。

③ムダ毛処理・脱色
薬剤でムダ毛の色を脱色して目立たなくするもので、自然な感じになり、細い毛・産毛に適しています。
太い毛ですと、時間がたって次に生えてくる毛との境目が分かるので、不自然な感じになってしまいます。とくに、脇などのように濃く太い毛には、脱色剤は不向きです。
毛を抜いてしまう方法です。脱毛器、毛抜き、ワックス、脱毛テープなどを使います。
毛根から処理するため、きれいに仕上がります。また、他の処理方法に比べて次に毛が生えるまでの時間が長いのが利点。ただし、毛抜きの場合は、1本ずつの処理になるので手間と時間がかかります。

●電気脱毛気・毛抜きを使う場合
やはり多少の痛みがあります。痛くない脱毛のコツは、毛穴にムリをかけないことです。そのためには、まず最初に皮膚を伸ばします。その後で、毛の根元をつかみ、毛の流れに沿ってすばやく抜きましょう。こうすると皮膚も毛も一緒に引っぱられないので、毛穴にムリがかからず痛みもずいぶん軽くなるはずです。また、毛穴が開いているお風呂上がりに抜くとよいでしょう。
●脱毛ワックス・テープなどを使う場合
シャワー後などに、熱い蒸しタオルで肌を柔らかくしてから処理すると、比較的痛みが和らぎます。ハサミで短く同じ長さに切り揃えたりすると、処理しきれないムダ毛が減って効率的。思い切って素早く剥がした方が、痛みが少なく処理もれもないようです。

脱毛直後には、毛の抜けた部分を修復するために毛穴周辺部を中心に皮膚の血行が活発になり、肌が赤くなる場合があります。この場合は、冷たいタオルで押さえるなどして冷やし、肌の火照りをおさえてください。開いた毛穴に雑菌が入るので、乳液などはほてりが鎮まってから塗るといいでしょう。

脱毛を避けるべき時期があります。
紫外線が強い季節は知らず知らず肌がダメージを受けています。特に海やプールでは肌の露出量が多くなり、日焼けによるトラブル、雑菌による毛穴の炎症が起こりやすくなります。出かける当日、前日などは処理は控え、最低でも2~3日前にお手入れを済ませておきましょう。
また、生理中はホルモンバランスが崩れてしまうことがあり、お肌の状態も不安定になりがちです。思わぬお肌のトラブルを防ぐために、生理中もムダ毛処理は避けましょう。

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